pixivのsleep企画の雑記を見て生意気にも少し考えたりした。
pixiv的なものばかりになった近い未来、それに対しての危機感であったり対抗とかその話はすごくよくわかる。実際JNTさんのいうとおりになったら相当マズい。
net内のモラトリアム思想はいくつものマイノリティに細分化され、そのマイノリティ同士がある程度の均等を保った上になりたったものです。
モラトリアムが生む独創的な発想はnetでしか育たないものが多々ある。これを潰しかねない危機的状況は避けなければならないとは思います。
でも、pixivに関しては多分それは杞憂だと思う。
netって無限の空間だから常に誰にでもドアが開かれているんだと思います。
確かにpixivの評価は偏ってて点数が低いとこれじゃダメなのか?とか自信があっても疑心暗鬼に陥ったりします。そうやって独創性が消えて行ってしまうのはもったいない。
でもそれらとパラレルするように独特のコミュニティが無数に存在します。
私自身かなり特殊な掲示板で育ってきました。普通に自分が向かうべき、向かいたい方向が見えていたらそれを育てる苗床はいくらでも存在します。
それらは消えても次から次へと生まれるでしょう。人の嗜好があるかぎり、営利非営利問わず。
pixiv的なものがスタンダード化したってそれらはパラレルなので別次元。これが私の考え方です。
別にpixivなんて見限ればいいんです。要するに選べばいい。
それが全てじゃない、みんなわかっているでしょう。
ただ、そこは常にマジョリティの戦場として開放されておくべきだと思います。
普通に技術向上とか、こういう描き方もあるんだ〜!とか勉強に使うと相当使えます。コミュニケイションだって、他に類を見ないほど多くの絵描きさんがいますし。
当然文句もあります。わがまま言います。
つまりsleepは良くない。pixivに対抗することにランキングを否定することに意味を見いだせない。コミュの実装についてはpixivでやることもないんじゃないかなあと思ったりします。
なんだか東京で、「ここは長野コミュでここは鹿児島コミュね。」って言われてるような無意味さを感じてしまう。。
でもpixivやnetについて大まじめに考えてるJNTさんは本当に尊敬してしまいます。
その前のめりな姿勢はカッコいい。だからまじめに考えた。
とか考えながらお出かけします。
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- 2008/05/13(火) 18:40:42|
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